ガンジス川ご来光 印度団参part6

■2015/03/25 ガンジス川ご来光 印度団参part6
【ガンジス川ご来光】
3月5日
早朝バスに乗車。途中下車。徒歩でガンジス川に向かう。
街並みは汚いの一言。ゴミは散らかり牛の糞は道路に。ガンジス川は国の聖地ではないのか?
最近では国で政策をたてて環境整備に努めているそうであるが、その政策も現場を見れば効果がないとわかる。規模は違うが日本の伊勢神宮を参考にさせていただくべきであろう。
ガンジス川に到着。10世紀ころの宮殿が建ち並び、白熱灯で照らされている。趣の深い街並みだ。



船に乗船。ガンジス川半ばにして停泊。予想していたより川はきれいであった。
御題目にて花灯篭流し、経木塔婆流し供養を行う。その後、自我偈を読誦しご来光を待つ。
朝焼けが始まる。「ご来光はまだか。」心が逸る。
地平線に橙色の一線がはしる。
「ご来光だ!」明るすぎる、強すぎるそして温かい光があたりを照らす。




40歳にして人生の始まりのようだ。
思えば、乗船して30分、広大とまでは言えないが、ガンジス川の水面を見つめ慈愛を感じ、吹く風に触れて自分は守られていると感じ、沐浴をする方々を見て必死に生きる姿を学び、自分は全てに、愛され、守られ、そして学び、煌々たる明かりをいただきここに立っているのだ。「素晴らしきかな人生。生まれたことに感謝。」と感じた。



それは釈尊、大聖人の教えとの出会いが成す。先祖、父母、まわりにいてくださる方々、全てがあるから自分がある。この身は父母の縁として生まれ、食べ物によって成長し、またこの心も様々な経験と、学び得た知識によって成るものである。だから、この身も、この心も、縁によって変わり縁によってあるのである。
今団参に於いて、釈尊の御心の一部に触れる機会を得、40年人生の感謝を感じる。感激極まりないご来光であった。
「ここまでのご来光はない。」現地ガイドは言う。
ここにも釈尊が・・・常夜を照らす大光明 毎自作是念 以何令衆生 得入無上道 速成就佛身 南無妙法蓮華経



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光玉山 多聞寺
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