仏教の根本精神は「縁起」です。生きとし生けるものがつながりを持ち、かぎりのない「縁」によってできています。亡くなった方を縁として、残された方が法華経を信じ善行を積めば、残された方の成仏があり、亡くなった方もその成仏の中につつまれます。皆様の善行の中に亡くなった方が生きているのです。法華経の教え、お題目の教えに成仏があります。
命が犯した罪の消滅を祈り、同じ苦みをもって亡くなったご先祖の成仏を祈り、そして、「欲にとらわれ、生の快楽にのみとらわれている人は解脱しがたい。」とお釈迦さまが指摘されるように、自分が満たされていることに気付かず、“足らない、足らない”と不満を持ち追い求める心を反省し、霊界の餓鬼と、己の心に巣くう餓鬼に手を合わせます。
長い前世における善根の積重ねの結果がやっと報われ、至難のわざである人界に生まれ、仏法を聞く縁に恵まれるはずだったのに、縁薄くして日の目を見るに至らなかったことを考えると、その縁のはかなさに心が痛みます。亡き霊位に縁ある者として、悲しむ心、嘆く心の真心を捧げ、『親の愛情』という名の最上の贈り物を届けます。
ペットは共に暮らした大切な家族の一員です。『愛情』というあたたかなぬくもりを家族にくれたペットを永代にわたり供養します。
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